勤めている調剤薬局を何度も変わっている、辞めてまた就職するといったことをくり返していると言う方は、転職の時に提出する履歴書が不利にならないか気になるところでしょう。しかし、問題なのは離職の回数ではなく転職の理由と就業している期間だと言えます。
離職をくり返している場合には、もちろん履歴書に記入しなければなりませんがそれが気になるようなら面接時に理由を聞かれることになります。その理由が例えば、出産のためや引っ越して職場からかなり遠くなったなどやむをえない理由であれば全く問題ないでしょう。
さらに何度も転職していても、1社でも4年以上など長く務めていたら問題ないという基準といえます。問題なのは、正当な理由無く離職をくり返している場合やひとつとして4年以上務めていないという場合です。
薬剤師の転職先として人気の高い調剤薬局ですが、実は色々な種類の薬局があり大きく分けると次の3つのタイプがあります。1つ目は薬局のオーナーが一店舗だけを経営しているタイプです。規模が小さいので仕事場の雰囲気はアットホームですが、将来的な生き残りが難しい可能性があるので閉店のリスクが伴います。
2つ目は中堅チェーン店です。特定の地域に5〜20店ほどの店舗を出店しています。多くの場合は病院の隣の門前薬局で閉店のリスクは少ないですが、他の企業に吸収合併される可能性はあります。3つ目は大手薬局チェーンです。
全国に50店舗以上展開している大規模薬局チェーンで、将来性は問題ありませんし、福利厚生や研修体制もしっかりと整っています。ただし、転勤が頻繁にあったり、多忙であるといった面もあります。これら3つのタイプの違いを知って求人を探すようにするのがおすすめです。